mansion renovation 01

  • 扇型の部屋という、ともすれば使い勝手の悪い印象にもなりがちなこの不整形な形に対してあえて逆らわず、可能な限り素直に空間を立ち上げたいと考えた。

    水廻り・収納のコア空間を稜線に沿ってリニア状に配置し、敷地の中央に「それ以外の」スペースを広くとる。 「それ以外」のスペースは、一筆描きの開放的な空間となり、そこに向かう演出されたアプローチ、居住性を考慮したプライベートスペースにより、空間にストーリー性が加わる。
    個性的に生きていこうと、空間のあり方にもこだわりを持つ居住者(単身20~30代想定)にとってこの空間は、居住機能性・ドラマ性・デザイン性を兼ね備え、居住者の個性を具現化できる非常に魅力的な空間である。

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  • 通路状に空間を絞った印象的なエントランス

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  • エントランスより室内を見る

    切り込まれた壁面やニッチは空間にリズムを生み、アクセントカラーで塗装された小口はシンプルな空間にアクセントを与える。

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  • キッチンと一体化したリビング。
    羽目板で囲われたDENは完全には閉じず、空間のつながりを持たせながらもプライベートなスペースを確保。

    リニア状に配された水廻りもDEN同様、完全には閉じず、仕上げ材の違いにより、視覚的にやわらかく空間を分ける事にした。

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  • キッチンからリビングを見る。
    全ての空間がやわらかく一筆書きでつながっている事が感じられる。

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