Suggestion

Some of the elements to entertain the cat
- 猫を楽しませるいくつかの要素

完全室内飼育の猫のストレスを軽減し、猫も人も共に楽しく暮らすための要素はたくさんあります
ここでいくつかの要素を例にあげましょう

上下運動
爪とぎ
眺め
隠れ家
脱走防止

上下運動

猫は犬のように広い敷地を駆け回るよりも、木に登ったり、塀に登ったり、柵を飛び越えたり、屋根から屋根へ飛び移ったりと垂直方向の動きを得意としています。また猫は高いところを好むので、室内においてこういった垂直方向の運動ができる環境はとても大切です。

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あらよっと

市販のキャットタワーは小さなスペースで上下運動が出来たり、休憩スぺースがあったりと、空間を広く取りにくい日本の住宅事情にはもってこいの素晴らしい商品です。しかし、どうしても動きが垂直方向のみになりがちなのが悩ましいところ。またデザインも好みでない場合が多々あります。

雑誌などで見かけるキャットステップ(猫用の階段)は垂直方向にも水平方向にも移動が出来て猫も満足してくれそうだけど、壁には家具が置いてあるしなかなか付けられるスペースがない・・・

だったら人間用の家具とキャットステップを合体させてみてはどうでしょう?!

猫ステップ
見よ、所長のこのしなやかな動き! こう見えて御年15歳、慢性腎不全を抱えるおじいちゃん猫です

猫専用のスペースを作らなくても、ひとつの家具、ひとつの場所で人間も猫も楽しく過ごせます。

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爪とぎ

爪とぎは猫にとってとても大事な本能のひとつです。

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うにちゃんは木が好き♡ ガリガリガリガリ・・・(お外時代)

爪とぎをされると困るからといって叱ったり、ツルツルした壁にしたりして爪とぎをさせないようにする事は猫にとってとてもストレスです。
爪とぎをやめさせるのではなく、猫がどんなところで、どんな素材で爪を磨ぐのが好きかを観察し、その子その子に合った爪とぎを用意してあげましょう。

猫によって、平面で研ぐのが好きな子、垂直面で研ぐのが好きな子、角っこで研ぐのが好きな子、紙が好きな子、布が好きな子、堅いものが好きな子など好みも色々です。また、生活動線の中で、いつもここで研ぐ、というような場所も大体の場合決まっています。それであれば、可能な限り猫たちの要望に応えてあげましょう。いつもの場所に、好きな素材を、好きな方向性で設置してあげましょう。もちろん、人間の生活に無理のない範囲で。

サイザル小富士
階段からダッシュで降りてきてリビングに入ってすぐのこの場所は動線的に猫がマーキングしたがるところ。そこに爪が砥ぎやすく丈夫で張替えも出来るサイザルカーペットを貼ったらホラこの通り。インテリア的にもおしゃれで人も猫も大満足。

もしそれが難しかったり、これから猫と暮らすから好みがわからない、という場合も猫と建築社にご相談下されば、豊富な経験に基づき、猫たちが好みそうな色々なアイデアをご提案します。大切な家具や家を守りながら、猫にも思いっきり爪とぎをさせてあげましょう!

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眺め

猫は高い場所を好みます。安全で見通しが効き、かつ逃げやすい、また獲物が発見しやすい、という生きるための本能によるものです。他の猫に自分の方が優位であると主張するための場合もあります。

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ここまでおーいで

室内だけで生活する猫にとっては視点が変わることで気分転換にもなるでしょう。室内の景色はあまり動くものもなく変化に乏しいので、窓の外を見て、鳥や虫や外の猫、車や人間など動くものを観察する事で好奇心を満足させているようです。

室内で暮らす猫のために、窓の外が見やすい工夫をしてあげましょう。出来れば一箇所ではなく、色々な方角のいくつかの窓が見られるようにしてあげて下さい。また、リビングなど家族が集まる場所には高い場所に猫のためのスペースを設けてあげます。猫は家族の団欒を高みの見物するのがとても好きなのです。

キャットウォーク06
あれはにゃんだ? 鳥か? 飛行機か?

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隠れ家

警戒心の強い猫は言うに及ばず、あなたの猫がとても人懐こい猫だとしても、猫にとって隠れ家となる場所を確保することはとても大切なことです。

狭い空間は室温などの環境が安定していて過ごしやすく、外敵から身を守ることが出来、猫にとってとても安心出来る場所です。また逆に身を隠すことで獲物を狙いやすいというメリットもあります。

猫が狭くて暗い場所を好むのはこういった習性からくるものなので、例え室内飼育で環境が安定していて、外敵がいなく、獲物を捕る必要がなくても、やはり隠れ家は必要です。
私たち人間も体育館のようなだだっ広い空間にポツンといるよりも、小さな部屋の方が落ち着いて寝られたりしますよね。猫だって同じです。

書類棚
書類に紛れてみたり

袖ねこ
袖の中に隠れてみたり

市販の猫用ハウスを用意する以外にも、家具の中に猫のおこもりスペースを作ってみたり、わざと猫が入りたがるような隙間を作ってみたりするのも楽しいですね。

おこもり部屋
恥ずかしがり屋さんなので撮影時は動いてボケてしまいましたね。
でもその後は気に入って3匹で取り合いしたり一緒にぎゅうぎゅう詰めになったりしてくれているようです。

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脱走防止

猫を完全室内飼育にするにあたり絶対に気を付けなくてはいけないこと。

それは「脱走防止」です。

しかしながらまだまだ実際に脱走防止策を講じているお宅はとても少ないのが現状で、SNSには毎日のように迷い猫の捜索願が後を絶ちません。

元々外で生活をしていた猫に限らず、生まれた時から一度も外を知らない猫でも脱走の危険性は十分にあります。何年も外に興味を持たなかった猫でも、ある瞬間に突然興味を持つことだってあるのです。
愛猫を迷子にしたくなければ、外部へ通ずる開口部には全て何らかの脱走防止策を講じておくべきです。

網戸ねこ
あ!鳥さんめっけ!

殊一軒家やマンションの低層階などは外に興味をそそるものも多く、外に出やすいため注意が必要です。
もちろん高層階でも油断は禁物です。うっかりベランダに出てしまい、パニックを起こしたり、手すりに上ってしまって転落死するケースも過去にあるのです。

窓には市販の網戸ロックで網戸を固定したり、網もステンレス製など丈夫なものに変えるなどしておきましょう。我が家の猫は外への執着が強く、引いてもだめなら上げてみろ、とばかりに網戸を上に持ち上げて脱走してしまったことがありました。恐るべし。猫によっては本当に器用にドアや窓を開けてしまう猫もいますので要注意です。

そして以外に多いのが玄関からの脱走です。猫は足音をさせず、人の視線よりはるかに下にいるため、人間が出入りする時に気付かないうちにスッと出てしまったりすることがあるのです。また、宅配便の荷物の受け取りなどをしている時に出てしまうケースも多々あります。

設置できる場所があるならば、玄関の手前にもう一つ扉を付けておくことが望ましいです。

脱走防止扉
たくさんいてもこれなら安心。向こうが見えるのでお出迎えにも問題なし。

キッチンなど猫に入って欲しくないエリアがある場合にもこの扉は有効です。

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猫と建築社ではこんな風に猫との暮らしを楽しくし、かつ猫たちにも安心して暮らしてもらえるようなアイデアをたくさんご用意しております。猫との暮らしをもっと楽しみたい方はぜひこちらよりお問い合わせ下さい。